フィンランド旅行記 『3.北極圏で犬ぞり』 ~サーリセルカ滞在~

フィンランド旅行記

サーリセルカはフィンランドの北部、

首都ヘルシンキから約1,000kmほど北にある小さな町です。

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毎年多くの観光客が訪れるので、アクティビティが豊富な観光地となっています。

今回体験させていただくのは「ハスキー犬ぞり」。
北極圏で犬ぞりなんて夢のような体験にワクワク。

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バスで移動すること15分ほど、ハスキー犬の牧場に到着。

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そして聞こえてくるかなりの数の犬の声。

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パッと見て30頭くらいはいるんじゃないか。

元気バリバリでもう今すぐにでも出発しよう!って犬となんかちょっと疲れてダラーッとしてる犬がいる。


ソリの所に行く前にインストラクター(イケメン)にソリの操作について講習を受ける。この方は犬ぞりの大会で前年のチャンピオンらしいです。

一列でキャラバンのように進むのですが、

大事なのは前からの指示を手信号で後ろに伝えることとブレーキの掛け方。

一通り教わったらいよいよソリの方へ。

基本的に5頭の犬で一つのソリを引くのですが自分たちが乗るソリの犬は、


◎前2列

・ベテランの風格ある老犬

・元気いっぱい勢いのある若い犬

◎中盤

・吠えるけど落ち着いた犬

◎後列

・よく吠える元気のいい犬

・割とおとなしい犬


以上のメンツで引っ張っていってくれるようです。
しかし、元気が有り余っているようで吠える吠える。
犬同士のケンカもしばしば。
その場合、スタッフの方の蹴り(もちろん手加減)がお見舞されます 笑

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↑他の犬とケンカして連行される犬。

ソリは二人乗りで前に座る人は基本的に座ったまま、後ろに立ち乗りで乗る人がブレーキをかけてスピード調整が必要。
前には妻が乗ることに。私はスピード調整(あとちょっと重心調整)。

準備も整って、出発!

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気もちいい!

けど、前の犬に比べてペースが速い。

ブレーキかけつつカーブでは重心移動。

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周りはずーっと森で、静寂の中、犬の息とソリが滑る音だけが聞こえる。

幻想的な物語の中にいるようでした。






途中、休憩して記念写真。


しかし写真を待ってる間、後ろの方から「きゃー」という声。


次の瞬間、後列にいた犬ぞりが横を抜けて走っていった。


ブレーキが緩んだのだろう(止まっている時はブレーキをがっちり踏みっぱなしにしないと犬が走り出してしまう)、操縦席の人が不在のまま人を載せて制御できないまま走っていった。

スタッフが慌てて止める。


犬がこれ以上待機できないとの判断か、すぐ写真を撮って再び出発。


とにかく、ブレーキ掛けっぱなしがちょうどいいくらい飛ばすウチのそりの犬たち。

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ブレーキを踏んでると時折、後列の犬達がこっちをチラチラみてくる。

危なくないように後ろに注意しながら走る犬たちを見て、なんとかしこい犬たちだろうかと関心しました。先頭の犬は全体の舵取りを担っていたり役割が分かれているようでした。

ただ、ちょっとチラチラこっちを見ながら「(ブレーキかけないで前の犬抜かそうぜ)」的な気持ちも犬から伝わってきましたが、ブレーキを必死にかけていました。

1時間くらい森の中を走って、最初の場所に戻ってきてゴール。


終わった後は犬たち一匹一匹に御礼をして小屋へ。

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コーヒーを飲んで休憩。

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バスで帰る時、インストラクター(イケメン)に

「一緒に写真とってください」と言ったら快く一緒に撮ってくれて、その後他のツアー客の方も写真撮影に群がりながらも丁寧に対応してくれたイケメン。

外も中身もいい人です。






ホテルへ戻り、

サーリセルカの街を散策。

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写真の通りさっぱりした場所で、店もちらほら。

昼食を食べてなかったのでレストランを探す。

途中、シベリアというレストランを発見するが、

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店員さんに聞くとランチはコーヒーとキッシュのみとのこと。

うーん、もうちょっと食べたい。

店を出て歩くこと5分。

スーパーを発見。

その中にフードコートがありそこで昼食を取ることに。

地元の人たちの集まるところのようで、かなりごちゃごちゃワイワイしてる。

並ぶ所がよくわからずうろうろ、現地の人に助けてもらったりしてようやくおばさんにランチセットを注文。

お惣菜コーナーのようで、地元の人たちがお持ち帰りしたりもできるところのようだ。

また店員さんや並んでる奥様に手助けしてもらい(ナイフとフォークはここよ!とか親切に教えてもらった)ようやく購入。

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盛りつけは適当だが…かなりうまい。

下手したらホテルでの食事よりおいしかった。

お腹も満腹になり、そこのスーパーで買い物をして(食糧や現地の生活品など、ごちゃごちゃしてて面白い)、

ホテルへ戻った。

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そしてその後、今夜の宿となる「カクシラウッタネン ガラスイグルー
へと移動する。

天井がガラス張りになっていて寝ながら星空、運がよければオーロラが見えるという人気のホテル。

そして、長い長ーい夜が始まりました。
ここから寝不足の日々がスタート。

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