フィンランド旅行記 『6.ついにオーロラと対面』 ~ルオスト滞在~

フィンランド旅行記

3月10日(4日目)

前回、ルオストにあるコテージに宿泊。

オーロラハントを狙うも後一歩(?)で見られず。

ルオスト滞在2日目はオプションでトナカイぞりを体験します。

久々にまともに寝て余裕が出てきました。

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朝食を食べて、

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パンの種類が豊富で迷ってしまう。

宿泊地周辺を少し散策することに。

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お土産さんの前にいたサンタクロース人形

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雑貨屋さん。観光客向けのお店は2軒ほどしかなかった。

午後からトナカイぞりのため、
お昼は近所のスーパーで買った食糧で調理することに。

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ソーセージやチーズにパン、ピクルスなどこちらの日常品をメインに。
美味しかった。

あとはヘルシンキ空港で買っていたトナカイの缶詰。

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(これからトナカイにソリをひっぱってもらうのに。)

しかし、湯煎して食べてみたけれどもこれがなかなか美味しい。
味付けもちょっとスパイシーで聞いていた臭み等は無かった。
もう一つくらい買ってても良かったと後悔…。
ちなみにおみやげとして国外に持ち出すのはダメらしいです。
購入するときに飛行機のチケットのチェックが入ります。

お腹も一杯になり、犬ぞりを企画していた会社と同じ「ラップランドサファリ」前に集まる。

そこで同じツアー客の方をお話していたところ、

「昨日オーロラ出ましたよ!」


え。

写真を見せてもらったところ、緑のカーテンが空にたなびいている。

Oh…。

しかも1時くらいに出たとのこと。

まだ起きてたわ…。

運と根気強さが必要らしいですよ。


ガイドさんも寝ていたらしく「うわー…」と嬉しさ半分、悔しさ半分の表情でした。

今夜はどうかと受付していた女性に聞いた所、今日は50%くらいだと。

雲がかかってくるのでその合間に出ればと。

今夜は万全の体制で望もうと決心し、

トナカイそりをするため牧場へと向かう。


バスで移動し、ほどなく到着。

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広々とした敷地にトナカイがワラワラいる。
しばらくガイドさんに付いて歩いていくとキャラバン(隊列)になっているトナカイそりを発見。

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乗ってみるとソリはふかふか!

スタッフさんも毛皮の毛布を掛けてくれる。めっちゃあったかい…。


…。

そっか。君たちの仲間のだよね…。

さて、気を取り直して行こう。

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犬ゾリのような疾走感はないけどもっさもっさとゆっくり歩くソリもなかなかいい。

景色をゆっくり見られる。

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ぐるっとコースを回り終わって、トナカイと記念写真を撮った後、

テントの中でトナカイについての講習。

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フィンランドではトナカイの数というのは決められており、

その一定数を超えるとトナカイは加工品として出回るそうです。

完全に国の管理下に置かれているトナカイ。

牧場主が管理して個体数などを把握、自然と共存しながらきちんと管理している様子でした。


講習が終わった後はお決まりのコーヒータイム。

ジンジャーパンをかじりながらまったり休憩。

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トナカイの革製品も売ってましたが、輸出規制がありほとんどフィンランドで加工されたものらしいです。

自分の買い物はさっと決めて買わないと後で後悔するって言われてきたけど躊躇しちゃうんですよね…。買っておけばよかった。


再びバスに乗って宿泊地へ戻る。

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ホテルに戻ったあと、昨日の夜に予約したレストランへ。

レセプションのすぐ近くにある。

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イワナって説明受けたけどこれ赤身だよな…と思いつつ食べた。

うーん、値段の割には…。

とにかくお腹は大きな切り身×2でかなりふくれた。

コテージに戻り、サウナに入ってホッカイロ貼って、もこもこになるまで着込んで、

オーロラハントへ出発!

この日がオーロラ狙える最終日。


あとはもっと南へ移動してしまうため確率はどんどん無くなる。


ツアー客の皆さんと待ち合わせて近くの凍った湖へ。


天気もすごいいい。

ベストコンディションだ!と思ったら、


予想以上に月が明るい。

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風よけの小屋でじっと耐える。

気温はそれほど低くないようだが、-5℃。

風もあるので動かないで耐えるのもなかなか。

保温ポットに暖かい飲み物を入れてくればよかった…!(失敗その1)

こういう時に空港で買えなかったウォッカをくいっと傾けて待つらしい。


だがそれなりに着込んできているので保温性は高く、ちょっと歩いたり運動をすると熱が戻ってくる。


そしてしばらく時間が経った所、

なんだかぼんやりと向こうの空に赤い光が…。

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あれ、そうじゃない?との声が上がる。


その光がしばらく続いて、

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お?

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おおぉ、

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出た!オーロラ!!

周りからも歓声があがる。

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その後も色んな形で光が空に舞っていました。
三脚が無いのでブレブレ(失敗その2)。

しかし、その目にオーロラを焼き付けられたことが何よりでした。
自然界の現象でこんなに美しいものがあるとは。


一生の宝物。

オーロラ、見ることができてよかった…。


オーロラ見るために来ている人も結構いたので見れたときの感動は皆ひとしおだったと思います。

ガイドさんもホッとしていました 笑


この後もすこし粘りましたが出なかったので就寝。


なんだかふわふわした気持ちでした。

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